よきちのにわもうすぐ壊される昭和文化住宅。今まで刻まれてきた時間との饗宴。箱には全く違う次元が入り込み、物は経た時代の象徴として祀られる。心臓はへたるまで動き続け、庭はこの地に根を張りいつまでも美しい。与基地+オーディオ提供/ABginger表札/書画 朽犬玄関/土産 タグ居間/再生 ABginger床間/怪談 ヤクモ台所/焼物 maguma風呂/忌憚 タカシノ手洗/絵本 パク廊下/写真 しょうこ車庫/機物 maguma縁側/ネコ テケレツ客人/舞踊 阿竹花子吉祥寺のテパートやホテルやおしゃれビル、輸入雑貨店、無国籍料理屋に囲まれながら、取り残されたようにひっそりと佇む二階建木造文化住宅。鯉の泳ぐ池、滝、下草、松、小鳥の巣箱、引き戸の玄関、床の間、飾り天井、畳、急な階段、昭和の幸せな生活。幻になるまでの千一夜の祭りとして、お見送りさせて頂きたい。 「 表札 」題字:朽犬彫着色:mag「 nammin 」テラコッタ作:mag「 よきちのうちゅう 」ダンスパフォーマンス:阿竹花子インスタレーション:magみやげ(踊り子、万歳布袋、子供陶人形)地球儀、ミラーボール、洗濯機、オルゴール「 MIXティーカップ 」接合:magコーヒーカップ、紙粘土archive